top of page

02

身禊大祓(みそぎのおおはらい)

≪原文≫

高天原に神留座す 神魯伎神魯美の詔以て
皇御祖神伊邪那岐大神 筑紫の日向の橘の
小戸の阿波岐原に 御禊祓へ給ひし時に生座る
祓戸の大神達 諸の枉事罪穢を
拂ひ賜へ清め賜へと申す事の由を
天津神・國津神・八百萬の神等共に聞食せと 恐み恐み申す

 

≪読み≫

たかまのはらに かむづまります かむろぎかむろみの みこともちて
すめみおやかむいざなぎのおおかみ つくしの ひむがの たちばなのをとの あわぎはらに みそぎはらえたまいしときに あれませる
はらいとのおおかみたち もろもろのまがごと つみけがれを
はらいたまえ きよめたまえと もうすことの よしを
あまつかみ くにつかみ やおよろづのかみたちともに きこしめせと
かしこみかしこみもうす

願い事をする子供たち

天津祝詞・禊祓詞
(あまつのりと・みそぎはらいのことば)

≪原文≫

高天原に 神留坐す 神漏岐神漏美の 命以ちて 皇親神伊邪那岐の大神

筑紫日向の橘の小門の 阿波岐原に 禊祓ひ給ふ時に生坐せる

祓戸の大神等 諸々禍事罪穢を 祓へ給ひ清め給ふと 申す事の由を

天つ神地つ神 八百万神等共に 聞食せと 畏み畏みも白す

 

≪読み≫

たかあまのはらにかむづまります かむろぎかむろみの

みこともちて すめみおやかむいざなぎのおほかみ

つくしひむかのたちばなのどの あはぎはらに みそぎはらいたまうときに

あれませる はらえどのおおかみたち もろもろまがごとつみけがれを

はらいたまえきよめたまうと もうすことのよしを あまつかみくにつかみ

やおよろづのかみたちともに きこしめせと かしこみかしこみももうす

祈る女性
bottom of page